2007-05-30 (Wed)50,550語
■ [★★★★★][YL1][絵本][動物]Frog and Toad Together

Frog and Toad Together (I Can Read Book 2)
- 作者: Arnold Lobel
- 出版社/メーカー: HarperCollins
- 発売日: 1979/10/01
- メディア: ペーパーバック
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Frog and Toad Are Friends (I Can Read Book 2)の続編です。邦訳は『ふたりはいっしょ (ミセスこどもの本)』。
相変わらず、フロッグ(かえるくん)とトード(がまくん)は仲良しです。
トードはかなりの気分屋で、とにかくネガティブ。
フロッグはちょっと強引で、とにかくポジティブ。
同じ両生類だという事以外は、あまり共通点なさそうなんですけれどね。
このシリーズは基本的にトードの視線で書かれたものが多く、フロッグに対するトードの羨望というか、劣等感というか……
そういう感情が何だか伝わってきます。
それをクローズアップさせたのが、最後の "The Dream" だと思う。
普段のトードはあの夢とは反対で、「フロッグは自分より才能があって、運動神経も良くて、カッコイイ……」と羨ましいんだろうなぁ。
でも、きっとフロッグからして見ると、トードは料理が上手だったり、純粋だったりと良いところがたくさんあって、自分を何よりも大切に思ってくれているトードが、本当に好きなんだと思う!
悪夢にうなされていたトードに "I am so glad that you came over." と言われて、"I always do." と返すフロッグに、何だかちょっとときめいちゃいましたわ。
両生類だけど。
An I CAN READ Book シリーズの1冊です。
総語数1937語。累計63冊目、約4万8830語。
■ [★★★★★][YL1][絵本][動物]Frog and Toad All Year

Frog and Toad All Year (I Can Read Book 2)
- 作者: Arnold Lobel
- 出版社/メーカー: HarperCollins
- 発売日: 1984/09/01
- メディア: ペーパーバック
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フロッグとトードの1年をかいま見るお話です。
邦題は『ふたりはいつも (ミセスこどもの本)』。毎度思うのですが、タイトルのセンスいいなぁ。さすが三木卓先生。
冬はソリ遊びをし、春にはにわか雨に遭い、夏にはアイスクリームを食べ、秋には落ち葉掃きをして、次の冬が来る……。
その折々の2人の友情を見ていると、何ともほのぼのした気持ちになります。
しかし、キミたち、冬眠はしないのかね!
クリスマスパーティーとかやってる場合かね!
1作目で、トードは冬眠していたような気もしますが……。
この本では、似た意味の単語がいくつか出てきて、「どういう違いがあるのかなぁ」なんて考えながら読んでいました。
例えば "lawn" と "yard"。
芝生が "lawn"、庭が "yard"。
でも、花のある庭が "garden" で、芝生しかないような庭は "yard" と聞いた気もするのです。
そうすると、"lawn" と "yard" の違いはどうなんだろう?
囲いの有無なのかな?
他にも、"awful" と "terrible" ……どちらも「怖い」という感じの言葉だけれど、どっちの方が怖いのかなぁとか。
"shed" と "closet" の違いとか。
"cellar"(ワインセラーのセラーね)は地下室、 "attic"(ロフトと同意義)が屋根裏というのは、この本で初めて知りました。
日本語で頭に入っちゃって、英語としてピンときてない単語っていっぱいあるなぁ。
"When I was small, not much bigger than a pollywog..."
……という言い回しがちょっとお気に入り。
「"pollywog" って何だ?」と思ったら、オタマジャクシ(正確には "polliwog"?)の事なのね!
つまり、「僕が小さかった頃、といっても、オタマジャクシよりは大きかった頃……」という感じかな。
An I CAN READ Book シリーズの1冊です。
総語数1722語。累計64冊目、約5万550語。
ようやく5万語越えました……。
2007-05-29 (Tue)46,900語
■ [★★★★][YL1][GR][ミステリ][動物]Marcel goes to Hollywood

*MARCEL GOES TO HOLLYWOOD(CARTOON) PGRN1 (Penguin Readers (Graded Readers))
- 作者: Stephen Rabley
- 出版社/メーカー: Longman
- 発売日: 2000/11/13
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penguin Readers 1 Biginner の、フランスのネズミ探偵マーセルシリーズです。
今回のマーセルは、アメリカのハリウッドでの休暇中。
これまでにこのシリーズでは色々なものが盗まれていますが、今回はなんと誘拐事件を目撃します。
この本は漫画版なので、文章はかなり少なめです。
口語はあまり得意ではないのですが、そういう意味ではとても勉強になる本です。
不安な人を慰めるのに、"It's OK. It's going to be OK." って言葉は知らないと出て来ないよなぁ。
日本語では今まで「了解~♪」くらいの意味でしか使ってませんでしたよ、「OK」は。
マーセルシリーズは、Starters の"*MARCEL & THE MONA LISA PGRN ES (Penguin Readers (Graded Readers))" "*MARCEL & WHITE STAR PGRN ES (Penguin Readers (Graded Readers))"、1 biginner の "*MARCEL & SHAKESPEARE LETTERS PGRN1 (Penguin Readers (Graded Readers))" に続き、現時点ではこの本で最後です。
シリーズものは読書の意欲向上に繋がると思うので、もう少し長いお話や短編集など、マーセルシリーズが続くといいなぁ。
総語数約930語。累計62冊目、約4万6900語。
2007-05-28 (Mon)45,970語
■ [★★★★★][YL1][GR][ミステリ][動物]Marcel and the Shakespeare Letters

*MARCEL & SHAKESPEARE LETTERS PGRN1 (Penguin Readers (Graded Readers))
- 作者: Stephen Rabley
- 出版社/メーカー: Longman
- 発売日: 2000/11/08
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Penguin Readers 1 Beginner、フランスのネズミ探偵マーセルシリーズの1冊です。
今回の舞台はロンドン。盗まれたのは、シェークスピアが息子に当てた手紙!
マーセルは無事に取り戻すことができるのか?!
探偵といっても、毎度「悪者に盗まれた何かを取り返す」という、どちらかというと警察のお仕事(?)なんですけどね。
探偵も刑事も、英語では "detective"。あまり意識に違いがないのかな?
今回、ちょっと興味深かったのは、住所の記述でしょうか。
道の名前があって、番地が偶数飛び。恐らく、道の反対側では番地が奇数で続いているのでしょう。判りやすいような、そうでもないような……。
欧米では、人が住んでいる限り、どんな細い小道にも大抵名前が付いているらしいです。
あと、イギリスでは11月5日にガイフォークスデイというお祭り(?)があるそうで、辞書で調べると『ガイ・フォークス捕縛記念日』……誰なんだ、ガイ・フォークス。
恥ずかしながら全く知らなかったので、ちょっと調べみたのですが――
1600年代、カトリック教徒がひどい弾圧を受けていたため、ジェームズ1世を爆殺する計画を立てていた1人のようです。
その計画は未遂に終わり、ガイ・フォークスは『首吊り・内臓抉り・四つ裂きの刑』に極刑に処せられたそうです。
ぎゃ、ぎゃふん。酷いがな。
で、ウェールズでは罪人、スコットランドでは英雄として知られているそうです。
ちなみに、「ナイスガイ」のガイとは、彼の名に由来するそうです。へぇ~。
イギリスって呼ぶと、なんとなーく1つの国のような感じがするけれど、そういえば「連合王国(UK)」ですものね。
日本のような小さな島国でも「戦国時代」があったように、歴史の教科書では書ききれないような戦いがたくさんあったんだろうなぁ。
総語数約2000語。累計61冊目、4万5970語。
2007-05-17 (Thu)36,200語
■ [★★★★★][YL1][絵本][動物]Owen

- 作者: Kevin Henkes
- 出版社/メーカー: Greenwillow Books
- 発売日: 1993/09/01
- メディア: ハードカバー
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赤ちゃんの頃から愛用していたブランケットを、オーウェンはずっと手放せなくて、いつどこに行くのにも一緒!
それを見ていたお隣の奥さんが、オーウェンの両親に、色々と作戦をささやくお話。
最後には、お母さんのグッドアイデアで、めでたしめでたし。
子供なら「大人はひどい!」と思い、最後には安堵するかもしれないし、子育てしている大人なら「あるある!」と共感するかもしれない。
両親は大変だと思うけれど、あんなに大切にできる「宝物」があるという事自体は、とても羨ましいと思いました。
あまりの可愛らしさに、思わず「この本、欲しいなぁ」と思ったのですが、ほんの短いお話なのに、かなりお高めなんですよね。ペーパーバック版はないのかなぁ。
"The 20th Century Children's Book Treasury" で紹介されている1冊。
総語数464語。累計43冊目、約3万6200語。
この話の中で、"absolutely wonderful, positively perfect, especially terrific..." という言い回しが2回も出てくるのですが、そういうほぼ同じ内容の強調の仕方が何とも英語っぽくて面白かったです。
日本語で言うと、「全くもって素晴らしく、明確にカンペキで、格別にすごい」って感じですかねぇ。
2005-05-07 (Sat)23,320語
■ [★★★★★][YL1][絵本][動物]Frog and Toad Are Friends

Frog and Toad Are Friends (I Can Read Book 2)
- 作者: Arnold Lobel
- 出版社/メーカー: HarperCollins
- 発売日: 1970/08/01
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久しぶりに洋書の絵本を読みました。半年ぶりくらいかな。
邦訳は『ふたりはともだち』。超有名です。
英語多読でも、Arnold Lobel氏の絵本は、大半の人が1度は読むみたいです。
快活で優しいFrog(かえるくん)と、気分屋でマイナス思考のToad(がまくん)。
性格は全然違うのに、2人は大の仲良しなのです。
冬眠から覚めたフロッグがトードの家に遊びに行くと、「まだ眠いから、5月まで寝かせてくれ」と言うトード。
でも、フロッグは「それじゃ、僕が寂しいじゃないか」と、カレンダーを5月までめくって、叩き起こしちゃうんですよね。思わず、ふき出してしまいまいました。
一度も手紙をもらった事がないと落ち込んでいるトードを見て、自分まで悲しくなってしまったフロッグは、速攻で家に帰って手紙を書いてきて、「今日は手紙来てるかもよ!」なんて言うんですよね。イイヤツですね~。
どちらかというと、トード寄りの自分。
自分も友達にはフロッグのように暖かく接してあげたいな~、と思いました。
短いお話が5本入っていて、1本がそれぞれ12ページくらい。絵がたくさん、字も大きめです。
単語は簡単なのですが、言い回しが独特な部分もちょっとあります。ただし、判らない所を読み飛ばしても意味は通じました。
この中の1篇 "The Letter" は、"The 20th Century Children's Book Treasury" にも掲載されています。
An I CAN READ Book シリーズの1冊です。
総語数2280語。累計39冊目、約2万3320語。
>そうすると、"lawn" と "yard" の違いはどうなんだろう?
微妙な違いですね。"lawn"は整理された芝の生えているところをさします。"yard"はたいてい家の裏か表にある空いている敷地のことを指します。家の前だったらFront Yard、家の裏だったらBack Yardになります。YardにはLawnがあることが多いですが、いつものことではないです。家の前のYardに芝があることを強調したかったらFront Lawnということもあります。
Shedは家から離れた小さな建物です。普通は車庫より小さくて、たいてい道具などを置く場所です。Closetは家の中の押入れですね。
読書するとかなり語彙の数増えますよね。やっぱり今度日本に行く時は英語でTRPGですね。^^;
頑張ってください。
>YardにはLawnがあることが多い
ああ~、なるほど! とても理解できました!!
日本にはLawnのある家って少ないですね~。やはり洋館のイメージです。
ShedとClosetの違いもよくわかりました♪ ありがとうございます!
TRPGで英語は遠い夢になりそうですが、海外のTRPGの話はすごく興味あります☆
昔、D&D3eを種族の章だけ読んでリタイアしたので、いつか読み通したいものですが…(^^)
以前、クトゥルフの発音を聞いた時、「ネイティブの発音だぁ!!」とかなり感動していました~(笑)
子音ばっかりで、日本人にはなかなか難しい…。