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六畳和室で英語の本

2007-06-07 (Thu)51,110語

[][][][]Toilets Through Time

多聴多読マガジンVol.2に掲載されていた、イギリスの Longman Info Trail シリーズの1冊です。

現在のトイレができるまでの歴史が、詳しいイラストと共に綴られています。

水洗トイレができるまでは、病気が大流行して非常に大変だったようです。

窓から汚物を外に捨てるって、ちょっと信じられないな。


昔の日本の排泄物は、全部肥料でしたよね。

お金持ちの家から取れる肥料(?)は、特に栄養がよくて、よく作物が育ったので、農家がお金を払ってでも引き取ったそうです。

全てがうまく回っていたので、昔の江戸は人口が多かったのに、汚物が町中にあふれることもなく、とても綺麗な街だったのだそうです。

ところが開国し、海外からの技術が入り、水路を引いて汚物を直接「流す」簡易水洗ができてから、コレラなどの伝染病が大流行するようになり、川も汚れていったのだそうな。

(それまで、日本でコレラが大流行する事はなかったのだ)

昔の日本って、世界最大最先端のエコロジー都市だったんだなぁ……。

進化したような、退化したような。


総語数346語。累計66冊目、約5万1110語。

語数のわりに、難易度高かった……。

上品な本ではまずお目にかかれないけれど、実生活では使いそうなトイレにまつわる単語がズラ~リ。

水洗トイレは "frashing toilet" って言うんですね。知らなかった。

昔の公共トイレに入るには、1ペンス払う必要があったので、トイレに行く事を "to spend a penny" と言う事があるそうです。

ノンフィクション、なかなか面白いですね。